本日、オンデマンド製造サービスを提供する株式会社カブク(以下、カブク)は「Kabuku MMS version 2.0」をリリースしました。従来の「Rinkak 3D Printing MMS」をリネームし、3Dプリンティング関わる管理業務や自動化機能により特化した「Kabuku MMS」となりました。変更点は以下の通りです。
私たちの新たな価格設定は3Dプリンティング業界で3Dプリント工場を営むサービスビューローにとって最適な形だと考えています。私たちはMMSを運営していく中で、多種多様な3Dプリンターを利用している企業に対して、パッケージ化された固定料金プランは適さないということに気づきました。そこで、お客様が利用したい機能を自由に選択できる料金体系に変更しました。見積り機能を利用することで、月額利用料を30%以上抑えることができます。
加えて、複数ファイルの同時アップロード(制限あり)、自動見積り、顧客管理機能といったMMSの機能群は全て、トライアル期間(14〜30日間)以降も無料でお使いいただけます。
Kabuku MMSに一度登録していただければ、お客様はお好きな時にMMSを無料でお使いいただけます。また、ユーザーの皆様の規模が拡大しても無料機能で十分役割を果たせると私たちは考えます。
社調べによると、Kabuku MMSの競合サービスでは、自動見積りを利用する際に課金が発生する場合が多いですが、Kabuku MMSは無料で提供しております。Kabuku MMSをご利用いただければ、月額料金が安価になる事がお分かりいただけると思います。
バージョン2.0では、Kabuku MMSにおけるファイルのアップロード機能が強化されました。2Dファイル(金型図面など)を同時に最大10ファイルまでアップロードが可能です。更にアップロードしたファイルの素材や後工程を変更した上でファイルを複製できます。
この度お客様のリクエストにお応えして、自社webサイト上での取引を可能にする最重要機能を追加いたしました。新しいプレミアムプラン、「ホームページ埋め込み機能」では、ファイルアップローダーや3Dビューア、素材の選択、自動見積りや発注といった機能をお客様自身のホームページに埋め込むことができます。この機能を使うことで、よりダイレクトに、自社のブランドを崩すことなく顧客とのお取引を効率的に行えます。
Salesforce、Zendesk、Slack、Dropbox等の主要クラウドサービスとKabuku MMSのシステム連携が可能です。具体的な方法としては、プレミアムプランの「クラウドサービスインテグレーション」機能を追加して、Zapier (システム連携アプリ)を利用ください。Zapierを介してMMSから他のクラウドサービスへと、自動でデータをエクスポートする機能をお使いいただけます。専門的知識は必要ございません。
数か月前、Kabuku MMSは大規模なモデルチェンジを終えました。従来の「rinkak 3D Printing MMS」と比べ、、今回のUIの変更は微々たるもののように思えますが、実はとても大きな変化なのです。
3Dプリンターがなかなか普及しないのは、価格が高いからという理由だけではありません。1つの理由としては、3Dプリンターの使い方がわからないからです。3Dプリンティング業務はかなり複雑で、膨大な数の3Dプリンターや素材が遊休資産と化しています。こういった観点から、3Dプリンターに関連するソフトウェアは、ビジネス管理のためのソフトウェアだとしても、iPhoneほどのとっつきやすさはないでしょう。
iPhoneのようなサービスを提供するために相当の時間を費やし、上記にのUIにとどまらない改善を進めてきました。その一つであるヘルプデスクでは、MMSにまつわる様々な疑問を収集しデータベースを作成いたしました。何かMMSに関して疑問がある場合はFAQを、MMSの登録については、設定チュートリアルをご覧ください。また、機能やメニューの内容などについて要望がある際には、詳細なマニュアルをご覧ください。もちろん、下記メールアドレスより直接お問い合わせも受付けております。
Email address:support-mms@kabuku.io
本記事を読まれているということは、もう既にご覧頂いているとは思いますが新たなランディングページ(https://mms.kabuku.io)がKabuku MMSのトップページとして誕生しました。4つの新しいページ(ホーム,特徴,価格,コンタクト)では、version2.0に進化したソフトウェア情報を提供しています。詳細な機能説明と柔軟かつ機能別に設定された料金体系をご覧ください。
3Dプリンター業界は日進月歩で成長しています。3Dプリンターに関するメディアに関しても同じです。3Dプリンターや素材、製作工程といった主に技術的なことばかりに記事を割いているように見受けられます。しかし、記事化しなければならないのは「いかにして3Dプリンティング業界で3Dプリントサービスを成功させるか?」ということではないでしょうか。日々の仕事の中でいかにして最新のITをより効率的に使いこなすか、私たちはそこに狙いを定めています。数か月間で、下記の記事をあげる予定です。
また、MMSに関する大型リリースやアップデート(追加機能)もブログにてお知らせしていきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。MMSに登録していただくだけで、3Dプリンティングビジネスに関して色々なお手伝いができると私たちは思っています。
Kabuku MMSチーム